改装前風景 |
外部と繋がるミセ空間 |
空き店舗改修@黄金町が進行中です。黄金町にある黄金町エリアマネイジメントが管理している施設の改修です。元は酒屋さんとして営業していましたが、今は、木材や鉄を使って作品をつくる「さんにん工房」というアーティストのアトリエとして利用しています。このプロジェクトは、黄金町いっしょにデザイン会議として仕事を受け、BO5が担当しています。黄金町いっしょにデザイン会議は、先日ブログにUPしましたが黄金町にいる5組7名の建築家による集団です。黄金町界隈の空き店舗を改修するにあたって、現在、アートによるまちづくりが進行している黄金町の地域の特色をいかに取り込みかということを議論しながら進んでいます。そのひとつの取組みとして、地域の資産(アーティストや地域で技術をもった方々等)とコラボレーションして空間を構成していくことを試みています。
昔ながらのミセのような工房
このプロジェクトにおいては、商店が外部空間と繋がっている昔ながらのミセのような雰囲気を残しつつ、黄金町のアーティスとのコラボレーションによって新たな場を築いていくことを模索しています。工房で作業している風景は額縁の中に描かれたアート作品の登場人物のように感じられたり。。。ここを通り過ぎる人の見方によって多様な感じ方ができるような空間になっています。